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29人の決死隊①

バラナシからネパール、ポカラ行きのバスチケットを買った。予定スケジュールとしては
第一日目 バラナシからインド・ネパール国境へ行きネパール国境、スノウリにて一泊。
第二日目 スノウリからバスでポカラへ
というように全行程二日がかりの移動となる予定だった。

バラナシからインド出国、ネパール入国は多少スケジュールの押しがありながらも予定通り。スノウリでチケットに含まれている宿に投宿。しかし、ここのゲストハウスが最低の状態。汚いし、まるで牢獄のようだったが、一泊の辛抱だと思えば我慢ができそうだった。

明日の出発は7:00と聞いていたので、宿の人にもう一度確認すると何だかあやふやな答えが返ってくる。ここにきてこのバスの乗客の間に不穏な空気が流れ始める。それと同時に色々な怪情報が飛び交う。その情報をまとめてみると、

①マオイスト(毛沢東主義派)たちが大規模なデモのため、スノウリ~ポカラの道を通る車両を封鎖。

②デモの影響でネパール全土に交通の麻痺

これらの情報から明日の出発は延期とだけ告げられた。どうしょうもなく牢獄にてシャワーも浴びずに就寝。朝目覚めると、既に宿の中は錯綜していた。新たな情報を仕入れに部屋から出てみる。色々な人から聞き情報収集。新たにわかったことは次の5点。

①乗ってきたバスが既にバラナシに引き返してしまったこと。

②6日前からこの状態が続いており、昨日に死者が数名出て状況悪化が予測される。

③出発は未定、宿に宿泊する際はお金が新たにかかる。

④封鎖地点を突破するとバスが動いている。(未確認)車両は封鎖だが、ツーリストに限りサイクルリ
クシャーによる通過が可能(未確認)

⑤スノウリからバスが出ている地点まではサイクルリクシャーで3・4時間。そこからポカラまでは10時間程度。

これらの情報から考えられる選択肢を導き出すと次の3点。

①バラナシに引き返す(バスがないけど・・・)

②とにかく状況改善を願い待機(お金かかるけど・・・、しかも牢獄・・・)

③サイクルリクシャーに乗って強行突破(いちかばちか・・・)

みんな決めかねていたが血気盛んな欧米人数人が③を選択し行ってしまった。そうすると一気に強行突破いけるんじゃねぇという空気が流れる。自分はそこに居合わせた日本人グループと相談し、欧米人グループに遅れること2時間後、強行突破を選択。

その二時間の間に封鎖地域をサイクルリクシャーで通過してきたツーリストの話を聞けたことが決断の要因だった。「命あってのものだね」ということで、危険は冒すつもりはさらさらないのだが、ある程度成功の見通しがたった上での決断。

早速サイクルリクシャーの手配をし、宿の主人にバス代の返金をせまり、返金された所で出発の準備をした。日本人グループと数名の欧米人で一団となって出発。強行突破の始まりである。
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